祖父が他界、しかし94歳での大往生でした。亡くなる少し前まで意識ははっきりしていて、周囲と会話も交わしていたとのこと。最期はおばあちゃんや子供たちに看取られながら、静かに息を引き取ったそうです。
母いわく、「おじいちゃんの生きるポリシーを現したかのような潔い最期だった。子供たちに一切迷惑をかけず、本当に見上げた父だ。」と。自分に厳しく、筋の通らないことが大嫌いだったという祖父の生きざまは、それを間近で見てきた妻や子供たちをして尊敬の念を抱かせずにはいられなかったようです。
そんな祖父の葬儀でしたので、駆け付けた親族一同は、悲しいながらもどこか晴れやかな気持ちで式に臨めていたような印象を受けました。本人も生前に「おれの葬儀は湿っぽくするな。どんちゃん騒ぎせい!」という言葉を残していたそうで、皆さんそれを忠実に守って(?)よく飲みよくしゃべること!
(まだ早いかもしれませんが)自分も最期はこうありたいなんて思ってしまいました。
お悔やみ申し上げます。
返信削除奇しくも私の祖父も7月14日に93歳で亡くなりました。
最後までボケずにしっかりとしてたところも同じです。
でもこの歳になると、「お悔やみ申し上げます」というより
ほんと、晴れやかな感じだね。別れは悲しいけど…。
>ふくさん
返信削除そうなんですか、そちらもご愁傷様でした。それにしても本当に偶然だね!人の死にざまというのは、死ぬ瞬間のみで決まるものではなくて、それまで生きてきた間に積み重ねてきたものの集大成として現れるんだなぁと実感しましたよ。